2009年11月13日発売
FRCD-197
税込定価 ¥2,300
01.僕の歌
02.宛先は君の名前
03.故郷の空
04.燈
05.恋の予感
06.遠い恋の物語
07.サクラ舞フ
08.My song,Your song
09.Watch Me ! (bonus track 冨永裕輔+Psalm+AJI)
*曲タイトルをクリックすると試聴できます。
NHKみんなのうた放送曲「遠い恋の物語」収録。 冨永裕輔 3rd Album全9曲入り発売
『On my way』
夢を持って上京した都会での暮らしの中、多くの出会い、別れがあった。
出会いに磨かれ、別れに背を押され、夢に続く道を歩いてきた。
そんな出会いと別れをテーマに、19歳で初めて書き上げたオリジナルソング「すずなり」。
その名をとって2007年1月にリリースしたdebut album『すずなり』は、10代から20代前半の脆い暮らしの中、出会いや別れのシーンの感動から書いた曲を収録した。
デビュー後、プロとして多くのステージに立つようになり、いくつかの願いが叶い、そしていくつかの挫折を経験した。暗闇の中で先が見えない思いも味わった。
そんな時、「夕虹」という言葉と出会った。夕暮れに架ける虹は晴れの前兆であることを知ったとき、心に光が射した気がした。
2008年6月にリリースした2nd album『夕虹』には、ぼくがその言葉に励まされたように、アルバムを聴いてくれる人たちへの応援の気持ちを込めた。
その後シングルとしてリリースした「遠い恋の物語」が、NHK「みんなのうた」でオンエアされるなど、より多くの人に歌を聴いてもらえるようになった。
活動の場も少しずつ広がってきたが、これまでと変わらず、人との関わりにより抱いた気持ちを歌に書き続けた。
そして、3rd album『On my way』が完成した。
収録曲を改めて眺めたとき、それぞれの道の途中にいる主人公の姿が浮かび上がり、このタイトルを決めた。
夢への道を、ひとり歩む人。
ささやかな未来への道を、大切なだれかと歩む人。
大切な人のもとへの帰り道を、歩む人。
ぼく自身、まだまだ道の途中を歩いている。その等身大の痛み、迷い、不安や、希望を描いたこのアルバムは、それぞれの道の途中にいるすべての人が主人公の作品になっていると思う。
このアルバムが、あなたの道を照らす燈になることを願って――。 冨永裕輔
「宛先は君の名前」